LESADOR

D.K.CHOI

韓国ソウルでミニベロを中心としたスポーツ自転車専門店を展開する BAスポーツ社の代表。
経営者ながら、自ら職人となって革サドルを作る 。

「ル・サドル ピープル」 第2回目はル・サドルの開発者である韓国BAスポーツ代表のD.K.CHOI氏にお話を伺いました。

 

「韓国でも自転車用のレザー商品と言えばba sports と言われるくらいになってますがレザー商品に力を 入れたのは何か理由があったのでしょうか?」

僕は自転車事業を始める前から革製品に対する関心が高かったですし、benheil(日本名VIVICRAFT)
というブレンドを作る前まで、韓国では革で作ったサイクルグッズがみあたりませんでした。
それで初めは個人的に使う目的で作っってみたところ、思いのほか周りの反応が良かったので、当店のお客様達の意見を取りまとめてもう少し多様な製品を生産してみようと思い、商品化することになりました。

 

「その中でもこのlesadorはどんな思いで作り始めようと思ったのでしょうか?」

LESADORの場合は、PATNERである日本のGCS SUZUKI社長と革製品(BENHEIL&VIVICRAFT)に関して打ち合わせしていた中で、革サドルに対する話が出たのです。
その当時、世界的にも革サドルを生産するメーカーは少なかったし、当店のお客様のために、もう少し多様なCUSTOMが可能な革サドルを生産してみたいと思って、SUZUKI社長と何回もミーティングを重ねて、一度試してみようという考えから始まることになりました。


「作製の段階での苦労話をお聞かせください。」

当時、当社は韓国内でBROOKSの正規輸入元でありましたし、製品に対してたくさん研究しました。
革サドルの優秀性と使用時の留意事項、メンテナンス方法などは知っていました。しかし実際に製品を作ろうとすると、しなければならないことがとても多かったのです。
まず、1番の苦労は韓国では革サドルを生産してる会社も無ければ、嘗て生産した経験のある会社すらもなかったので、サドルに使われる革に対して新たに一から勉強しなければならなかったのです。
 また、革サドルの形状を成型するために必要な機械も作る必要があるわけで、その機械企業等を尋ね歩いてみたもののサドルに対する理解が全くない状態なので非常に大変でした。
韓国で革サドルを作るために助言を求める業者や人が全くない状態から始まったことなので初めから最後までやってみては失敗、やってみては失敗を繰り返し・・・時間もたくさんかかりました。
 結果的にイージーに見えても想像以上に難しいことが多く、実に根気のいる日々を過ごしました。


「そんな中で生まれたLESADORですが、CHOIさんはどのモデルがお好きですか?」

個人的にはどうしても一つ一つ手でステッチ作業をしなければならないMARTINに愛着がいきます。(笑)
その中でも作業時間が一番たくさんかかるMARTIN SPECIAL EDITIONモデルが一番好きですね。
御参考までですが、MARTIN SPECIAL EDITIONは一日に1個、多くても2個程度しか生産できない製品です。
MARTIN SPECIAL EDITIONモデルは、全体のステッチ作業をすべてした後にRAILと組みあわせるため作業工程でとても多く慎重かつ緊張をしながら組み立てをするモデルです。
ですから職人もあまりやりたがりません・・・負担が大きいためにMARTIN SPECIAL EDITIONモデルはまだ私一人で作業をしています。(笑)

 

「韓国ではどのモデルまたはどのカラーが人気ですか?」

韓国ではRacing中心に自転車に乗る人々が多いからなのかOSPREYのようなRacingスタイルが好まれてます。
その中でもOSPREY SPECIAL のMAHOGANY BROWNが人気があります。


「またどのようなユーザーさんに利用されてますか?」

Classic road bikeにお乗りのユーザーはOspery、Martinモデル
Brompton、Birdyのような長距離旅行をしたり安らかなライディングを目的とするユーザーはSparrowモデルを好まれてます。

 

「韓国ではカスタムオーダーも人気のようですが、カスタムオーダーとはどのようなものなのでしょうか?」

カスタム オーダーの手順を簡単にご説明しますと
1.先ず、革のカラーをお選びいただきます。定番の3カラー以外にGREEN、WINE RED、NATURALと全6カラーから選択可能です。
2.SPARROW TYPE、OSPREY TYPE、MARTIN TYPEの3モデルから形状を選択
3.レールカラーをCHROME SILVER、PEARL BLACKから選択
4.レールと革を留めるリベットをSILVER、PEARL BLACK、COPPERから選択
5.ステッチを入れる場合、横の方ライン中にどこからどこまで入れるのか選択
6.ステッチのカラーを選択WHITE、IVORY、RED,YELLOW、BROWN、BLACK、GREENの7カラーから選択
7.名前などの刻印を希望される場合には15字以内の英文や数字の指定
上の7種類過程を通じて注文を受ける方式がカスタム注文方式です。

 

「最後に日本のオーナー様に一言お願い致します。」

日頃は当製品をご愛顧くださりありがとうございます。
 今後もより一層良い製品を作れるように努力致します。
今後もよろしくお願いします。